特色
1. イズニックタイルは過去300年の間創作されておらず、また、創作過程における技法を残した文献等はありませんでした。
2. 昔の古いタイルは、白化粧の下塗りがされた非常に堅い上薬や、上薬に覆われた装飾など、その創作方法が非常に難しいことを物語っています。これらは非常に清潔で裏側の堅い白いベースに、独特の技法により上薬に覆われた装飾を施したものです。
3. 粘土、下塗り、上薬は70から80%の比率で石英を含んでおり、更に摂氏900度を越える温度で美しく調和する三層に重なる石英と、ペースト、白化粧、上薬の配合など、陶磁器の文献ではイズニックタイルの制作の困難さが示されています。
4.イズニックタイルはラピスの濃紺、トルコ石の青、珊瑚の赤、エメラルドグリーンのような準宝石の色彩に彩色されており、特に珊瑚赤色は、非常に複雑な調合過程と彩色技術が必要とされます。国内外の研究者達は、タイル上で光を吸収し、目への負担を和らげ、また、タイルを保護するだけでなく、タイルの呼吸をも助ける、かすかに不透明な上薬の性質を長年の間研究しています。
5.この陶器には小穴が網状に張り巡らされ、壁に貼り付けられたタイルを膨張、収縮、呼吸させ、高低熱の影響から守っています。
6. カリグラフィは個人の称賛や描写ではなく、イスラム思想や哲学を表現しています。
7. 陶器は建築要素として使用されますが、またキッチン用具や食器としての用途もあります。
8.白色の下塗りは、添加剤をいっさい含まず、加工されていないものを厳選しています。
9. イズニックタイルの創作方法は現在の陶器技術とは異なり、人間の労力、創造性そして根気などの自然な統合という、全ての陶器製作において最も困難なことに基礎を置いています。
文・イズニック財団より
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